果たして占いは当たるのか？その④
前回までの記事はこちら↓
前回までの恋愛編では見事に玉砕しました。しかしお金持ちになれば恋愛なんて付いて来るもの。
「俺、モテないしな・・・」という思考の中には「俺、金無いしな・・・」も含まれています。
お金さえあれば身だしなみを整えることができ、内面も自信が持てるようになるはず。そう、お金さえあれば・・・
10歳から宝くじを買い始めた歴20年の私の中で「これからも宝くじに散財するのか？」という不安がどこかでありました。
もし仮に私の一生が高額当選と縁の無い人生だとするなら、これ以上無駄なお金は使いたくない。だって貯金ゼロなんだから。
そこで出会った「2018年はくじ運が良い」という占い。私は「最後の宝くじ購入にしよう」と思いました。
そしてもうひとつ。恐ろしい事を考えていました。「全財産をつぎ込もう」
2人の占い師が同じことを言ってるなら間違いない。さらに具体的な日まで書いていました。それが10月28日の日曜日です。
この日までなるべく節約をしてお金を貯め、そこに全てを注ぎ込もう。人生を賭けた大博打に出たわけです。
そして私は超安月給の中、超極貧生活をしてなんとか20万円を貯めました。
忘れもしない平成30年10月28日。私は宝くじ・・・ではなく「totoBIG」をネット（楽天銀行）で購入しました。
理由はネットで購入した場合、高額当選でも当選金がすぐ振り込まれるのでサッカーくじにしました。（当時はネットで宝くじの購入はできませんでした）
流石に20万円のくじ券を買うときには手が震えました。「大丈夫・・・大丈夫・・・」と言いながら大丈夫じゃないことをしようとしてました。
マウスでクリックする直前、頭の中で誰かが「やめとけ」と言ったことを覚えています。多分あれは自分の中の天使が助言してくれてたのでしょう。
しかし、人生の一発逆転を狙う自分はその声を無視して購入のボタンを押しました。
日曜のtotoBIG購入は1週間後の土日の試合が対象となります。つまり結果が出るのは一週間後。気が気じゃありません。
人生大勝負の結果が出るまでの1週間、地獄の精神状態に耐えて私は日曜日の仕事を終えました。次の日は仕事がお休み。月曜のお昼に確認しようとしてました。
totoの対象試合が全部終わった後、仕事を終えて自転車で帰宅していました。
「一等6憶円・・・一等6億円・・・」と考えながらの帰宅途中、「プシュー プシュー プシュー・・・」という音が聞こえました。
「え・・・？」と思った私は乗ってる自転車を降りて確認しました。
パンクです。
くじ結果が出るその日にパンク。嫌な予感しかしません。
「もしかして・・・」そう思った私は自転車を押して帰り、
家に着いたら真っ先にパソコンを点けました。
全然当たらねえじゃねえか！！！！！！！！
【結論】占いで幸せにはなれない
来週からは完全に占いに対する悪口のターンです。お楽しみに！！
