テレビ、どうしようかな?
俺はお笑い大好き・バラエティ大好き人間だけど、最近悩んでる。
昔はビデオテープで片っ端からバラエティを録画してそれを見てばっかりだった。
今はHDDという便利グッズで大量の録画が出来る。俺が買ったのは320GBという1番容量が少ないタイプだが、画質を落とせば全然問題無かった。
だって映画やアニメなら画質落としたくないが、バラエティだもの。高画質にする必要は無い。
ビデオテープの時代から数えて約23年。今、この生活を辞めようかと悩んでいる。
お笑い大好き人間の皆様なら分かって頂ける事でしょう。この生活、「キリが無い」のです。
毎日のように制作されるお笑い番組を追う日々、ビデオテープ時代は「この時間はあの番組と被ってる・・・どっち見よう・・・」と悩む時もありました。
しかし今は大HDD時代。W録画どころか機種によっては全部録画してくれます。
さらにビデオテープは順番に録画されたものを順番に見ていましたが(あくまで個人の経験です。)
時代の大発明、HDD様はリモコンでピピッと今観たい番組を見れます。
だが、そうなると自分の中で「一軍」と「二軍」に分かれる番組が出てきてしまうわけです。
「貧乏暇なし」の自分にとっては、とにかく時間がないのでHDDはパンパンです。
「とりあえず一軍のは観て、二軍のは休みに一気見するか」と思い、気づいたら「予約されている番組が録画出来ません」というHDDからのSOSが出ます。
そうなると「消すっきゃねえ!」と見る予定だった番組とお別れしなければなりません。
厳選に厳選を重ね、二軍から三軍に落ちたバラエティを(数番組だけ)消し、そこに一軍がねじ込まれます。
そんな自転車操業の中でも二軍は観ない。「いつか見るから!」と取っておく姿はさながらお母さんが取っておいた高級菓子の空箱。
いや、そんな生ぬるい表現ではない。最早いつ視聴するかわからないHDDに溜まっている番組を「借金」と考えてしまう始末。
「いつになったら借金返済できるのか」状態というBAD ENDに進んでいるワケであります。
しかし今は2019年。若者のテレビ離れを危惧したテレビ業界はある対策を打ち出します。それが動画配信サービス。
GYAOとTVerがあれば大体観たいのは押さえられる。この配信サービスが私の生活に合っているのは「一週間だけ観れる」という点。
夏休みの宿題の如く後回しにしがちな自分にとっては「今観なきゃ!消えちゃう!」と思わせてくれます。
録画の場合はCMを思いっきりスキップしますが動画の場合は強制的にCMを見なければなりません。
一見鬱陶しい感じもしますが、テレビという媒体は「広告業」CMを流してもらう代わりに企業がお金を払ってる訳ですから、CMをすっ飛ばす私の行為はほぼ無銭飲食と一緒。
だからといってテレビから流れるCMをわざわざ見ようとも思わない。「強制的に」というのがポイントです。
「一週間だけ」「強制的に流れるCM」というマゾヒズムが私のライフスタイルにピッタリではないのかと。
だから、お笑い大好き・バラエティ大好きは変わらずに「テレビ」から離れる生活を送るべきなのか?
そう悩みながら、今日もリモコンで番組表から予約録画する番組を選んでいる。