包茎手術はどこで受けるべきか問題
「包茎」
昨今における「男の悩み」のひとつ。
その悩みを解決してくれるのが「手術」なわけですが、
包茎手術のトラブルをネット上で聞いたことがある方は大勢いらっしゃると思います。
そこで、包茎に悩む男全員がぶち当たる壁「美容クリニックで受けるか、泌尿器科で受けるか」問題を実体験と共に紹介し、この問題の答えを出していきたいと思います。
※あくまで自分の「体験」であり、「意見」です。
そして何より、私は国語が苦手です。読みづらい記事ですが、包茎手術を考えている方は御参考に。
先手・美容クリニック
そもそも、私は保険が効かないタイプの「仮性包茎」でした。
保険適応外なため高額な手術代に怖気づいてたのですが、コンプレックス脱却のため手術を決意するわけです。
包茎手術を考えていた自分はまずネットで検索。
すると出てくるのはクリニック系が大多数で、「泌尿器科より安いよ~」とか、
「泌尿器科より技術があるよ~」だとか、とにかく泌尿器科をディスっています。
それと同時に、数年前に検索した時点で包茎手術に対するトラブルが掲載されている記事も多数出ました。
「これは危険な匂いがするぞ」
とビビリながらも1件のサイトに目がいきました。
「○万円で受けられます」
お値打ち価格に惹かれ、私は即効無料診断の手続きをしました。
数日後、そのクリニックに行ったのですが、結果から言うと「カス中のカス」でした。
クリニックに出向き、院内に入ると内装は綺麗・受付の方も丁寧な対応で最初の印象は良かったのですがココから落ちます。
診察室に連れられ、軽い問診の後に自分のイチモツを診てもらうのですが、
医者が「引っ張りますね~」と言ってアソコを引っ張ります。その引っ張り方が痛い。
今まで何百回という手術を扱ってきたとは思えないぐらいの雑さでした。
そして「このタイプでしたら○○万円ぐらいですかね」といきなり広告の倍以上の値段を言われました。もう常套手段なのでしょう。元から安値で手術する気は無さそうです。
そして間髪入れず「遊ばれました?」とひと言。
答えはNOです。童貞ですから。
「尖圭コンジローマの痕があります」
尖圭コンジローマとは性病の一種。白いイボイボみたいなのが出てくるのですが、
自分のアレにも少しばかり白いものが数個ありました。
「チェリーボーイなのに??性病???」
医者はこの性病の処理も値段に上乗せすると言ってきます。
それだけでも衝撃なのにさらに衝撃なひと言。
「それで、この後は手術されます?」
しねえよ!!相談だけだよ!!!
もうこの時点で「ココでは受けねえ」と思ってたので断る意味も込めて
「私の仕事は立ち仕事で体を結構動かすため、会社と相談して休みを取ってから手術したい。」そのような趣旨を伝えたんです。
それを耳にしたお医者さんがこう言うわけです。
「それなら大丈夫ですよ。ある程度動いでもかまいません。
過去にはジムのインストラクターの方が手術した翌日に仕事されてる方もいらっしゃいますし。」
率直な感想は
「ナメんなよ」でした。
自分の大事な部分が傷ついた状態で激しい運動する馬鹿がどこにいるんだと。
とりあえず断り、「二度と来るか!」と(心の中で)捨て台詞を吐きました。
帰宅後、診断された「尖圭コンジローマ」について調べたんですが、「フォアダイス」というただの小さな脂肪でした。性病でも何でもありません。
恐らく料金に上乗せさせるために性病と言ったのでしょう。
この時点で「美容クリニック」は自分の中の選択肢から消えました。
後手・泌尿器科
「そうなると泌尿器科だ。」そう思い、近所で手術をやってくれる病院を探しました。
(近くはないけれども)最寄の泌尿器科を見つけ、すぐに行きました。
そこの病院も清潔感はバッチリでした。(いま思えば当然のことなんですけどね)
待つこと30分。名前を呼ばれ、問診の流れでこの前あった出来事を説明します。
「クリニックで診てもらったんですけど、白いブツブツがあって、コンジローマと言われたんですけど・・・」
「多分それ違うね。」
イチモツを見る前から言うんですよ。すごくないですか?
単に僕の勝手な予想なんですけど、この事例は僕だけじゃないと思うんです。
何度もこういった患者が来たからこそ、このお医者さんはズバッと言えたんだと思います。
それで実際に見せたら
「うん。やっぱり違うね。」
「やめといた方がいいよ。そういうクリニックとかは。金を巻き上げようとする商売だからね。」
もはやカッコイイです。
結局、そこの泌尿器科で手術を受けました。御陰様で今の息子はズルムケです。
ちなみに料金は10万円もいきませんでした。
クリニックで言われた「包茎手術ウン万円+尖圭コンジローマ摘出手術代」に比べたら劇的に安いです。泌尿器科万歳!
包茎手術は泌尿器科一択!・・・かと思いきや
ここまで読んでくださった方は「やっぱ泌尿器科だな」と思ったかもしれません。
私も泌尿器科をオススメします。ただ、1点だけ注意して欲しいことがあります。それは・・・
ほとんどの泌尿器科が「環状切開術」だということ
包茎手術の中で最もポピュラーな手術なのですが、この「環状切開術」術後は、いわゆる「ツートンカラー」になってしまいます。
自分はそれでも構わなかったので全然いいのですが、見栄えが悪くなるのは確かです。
ツートンカラーにならない手術法の代表例が「亀頭直下式」なのですが、性感帯が無くなるらしく、感度が極端に下がるらしいのでやめておくのが無難かと思います。
包茎で悩んでいる方々、そもそも「女性はそんなの気にしない」という意見が大多数なので気にしないほうがいいと思いますが、
それでも悩みを解消したいのであればちゃんと調べて手術を受けられたほうがいいと思います。男の大事な部分ですから、安心して任せられるお医者さんじゃないといけませんね。決してヤブ医者に皮を切らせてはなりません。
この記事で1人でも多くの男性が被害に遭われないようお祈り致します。